silent voice

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「島の色 静かな声」製作プロジェクト

実施時期:平成18年4月1日より平成21年3月31日まで(3年間)
実施場所:沖縄県八重山郡竹富町字西表(西表島)
監 督:茂木綾子
撮 影:ヴェルナー・ペンツェル
チーフプロデューサー:芹沢高志
プロデューサー:相澤久美
製 作:サイレントヴォイスLLP (日本)
共同製作:ヴェルナー・ペンツェル・フィルムプロダクション(ドイツ)
プロデューサー:ヴェルナー・ペンツェル
スーパーバイザー:ヨーク・グロッスマン
共同製作:レ・フィルム ドゥ・プレゾン(フランス)
プロデューサー:パトリス・ネッソン
プロダクションマネージャー:ローランド・ヴァルシーニ
協 力:紅露工房(代表・石垣昭子)、石垣金星、西表島 祖納集落の皆様、P3 art and environment、ライフアンドシェルター社、松丸亜希子、伊藤忍、八木直子 他
実施対象:石垣昭子(染織家)、石垣金星(三線奏者)
事業実施総費用:4,500万円
実施スケジュール
2006年 9月〜2007年 1月 資金調達 、スタッフ調整
2007年 2月〜2007年11月 撮影 
2007年12月〜2008年 2月 編集、上映会・劇場の策定
2008年 3月〜2009年 4月 上映、作品の寄贈、映画祭出品(予定)

技術、撮影、作品の形態
[本編尺] 80分
[ジャンル] ドキュメンタリー
[撮影] スーパー16ミリフィルムカメラ/HDVカメラは、作品のメインテーマである色彩や光、布の質感など、繊細でデリケートなシーンを的確に表現するために使用。HDVカメラは、自然の中を歩き回る際や祭事など動きのあるシーンと、トークの撮影に使用。
[撮影チーム] 監督、カメラマン、音声の計3名。
[コンセプト] 時間をかけながら人々の日常生活に寄り添い、季節毎の仕事や行事など、一年で一巡する島の暮らしを撮影。映像は常に色彩に重点を置きながら、詩的に精神性を表現するようなものとする。高感度のマイクで自然の音や日常の音、唄や音楽を録音し、美しく臨場感あふれる音声を作り、音楽は撮影対象の石垣金星氏の音源を中心に編集。説明的なオフヴォイスの解説は避け、映像自体の力を引き出した編集で静から動への日本的なリズム感を表現する。都市の現代生活と対極にある時間感覚、意識、精神性や思想を表現することで人々へ疑問を投げかけ、伝統や民族的価値の保存を意図したドキュメンタリーとは一線を画した、芸術的、詩的な作品とする。